オールオンフォーは、文字通り『4本』のインプラントをあごの骨に埋め込み、その上に上顎または下顎全体を支える12本の人工歯（ブリッジ）を固定する治療法です。

オールオン４のポイント

• 計算された「4本」の位置
  奥歯部分は、骨が硬い部分を選び、斜めにインプラントを埋め込みます。これにより、少ない本数でも噛む力を分散できます。
• 手術当日に仮歯
  多くのケースで、手術した日に仮歯を装着。見た目の回復が早く、その日から食事（柔らかいもの）を楽しめます。
• 骨が少ない方にも
  骨移植などの大がかりな手術を避けられることが多く、身体への負担、治療期間、費用を抑えられます。

「オールオンX」は、「オールオンフォー」のコンセプトをさらに発展させた、患者様一人ひとりに合わせたカスタマイズ治療と言えるでしょう。

この「X」は本数を意味し、患者様の顎の骨の状態や噛み合わせ、お口全体の状況に応じて、最適な数のインプラント（5本や6本）を埋入します。

オールオンXのポイント

• 安定性と耐久性の向上
  インプラントの本数が増えることで、ブリッジを支える土台がより強固になり、噛む力が強い方でも安心です。
• リスクの分散
  万が一、1本のインプラントにトラブルが起きても、他のインプラントでブリッジを支えられる可能性が高まります。
• 最適な設計
  骨の状態が良い部分を選んでインプラントを配置できるため、より自由度の高い設計が可能です。